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お宮参り、初着の柄にも意味がある

前回の続きで、初着の柄の由来や意味などについて、詳しくご紹介します。
【鷹】
鷹は狩猟にも使われるほど、利口な鳥である一方、穏やかな一面もあり、
大きな翼を堂々と広げ、勇ましく迫力のあるデザインは、
男の子の初着で一番人気とされている柄です。
空のハンターの異名をもつ鷹の眼は、人間の8倍を超える脅威的な視力をもっています。
大空を旋回しながら、1km以上離れた獲物を見つける眼になぞらえて、「物事の先を見通す、
見抜く眼力」をもってほしいという意味を表しているとされています。
また、獲物をがっちり掴むその強靭な爪は、幸運をしっかりつかんで離さないという願いも
込められています。
【兜-かぶと-】
男の子の初着のデザインで、鷹に次いでよく見かけるのが、兜のデザインです。武士の時代には
着用必須であった兜は、戦場で大事な頭部を守るために使用されておりました。
また、豪華で綺麗な装飾が多数施された兜は、その時代において権力者のみに許されていたとされています。
その兜が着物のデザインに使用されることにより、[身体を守るもの]
とされ、病気や災害などから守ってくれますように、健康でいられますように、などの願いが込められています。
【桜】
女の子の初着デザインにおいて、もっとも多く使用されているのが、桜です。桜のデザインだけを使用した初着以外にも、
必ずと言っていいほど、どこかしらに使用されている定番柄です。
桜は、入園、入学、入社と年度初めの春に咲くことから物事、物語の始まりに縁起の良い柄だとされています。
赤ちゃんの誕生は新しい人生の始まりで、ご家族様の歴史にも新たな1ページの始まりです。
それゆえお宮参りには欠かせない柄として、定着しているとされています。
【鈴】
桜に次いで頻繁に見かける定番柄が、鈴です。
様々な色の糸を使用したカラフルな刺繍のデザインも多く、まんまるとした可愛らしい鈴のデザインは
人気が高いとされています。
鈴の音は邪気や、獣・魔物などの敵を追い払うお守りであると同時に、
神に呼びかけ祈りや願いを届けるという意味合いが込められています。
ご紹介した柄以外にも男の子であれば
扇、打出の小槌、宝船、軍配、龍、鯉、松
女の子は
鈴、松竹梅、花車、鶴、蝶、牡丹、うさぎ
と様々なデザインが豊富にあります。
また、ネット社会の現代では、着物屋さんに行かなくても、
ネットレンタルで気軽に低コストで初着をレンタル・購入することができるので、
お宮参り参拝を行う際は、お好きなデザインやお色を選んでみてはいかがでしょか。
※初着デザイン参考※
出張撮影専門お宮さん レンタル初着ウエブページ

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