今回は、お宮参りや七五三のお参りに行く日に合わせて、神社の境内へフォトグラファーに出張してもらい、記念撮影をしてもらう出張撮影サービスについてご紹介します。
近年、出張撮影サービスの需要が年々増していると、各神社の神主様は口をそろえて言われます。
私も、主にお宮り・七五三などの出張撮影専門のフォトグラファーですが、7年前と比べてはるかに出張フォトグラファーの数は増えていると、撮影先の神社で感じています。
とはいえ、出張撮影サービスの認知後度はまだまだ低く、お宮参りや七五三詣りの際に写真を残してあげたい、となると写真館やフォトスタジオで撮影を希望される方が大半であるのが現実です。
そこで、出張撮影サービスとは、いったいどのようなものなのかを詳しく説明していきます。
<スタジオ撮影と出張撮影の違いは？>
スタジオ撮影では、主に背景紙を使用し、照明などを自由に変えながら撮影します。
画像のように、お宮参り撮影時に赤ちゃんを撮影台に寝かせ、初着をかけて撮影している写真は昔からの定番で一度は目にしたことのある方が多いのではないでしょうか。最近では、小道具や飾りつけにこだわり、可愛らしくおしゃれな写真が残せるハウススタジオも人気です。
スタジオ撮影の1番のメリットは季節や天候に左右されないことです。
日差しの暑い夏や気温の低い冬、雨風を気にしないで撮影してもらえます。
また、スタジオでは照明機材が豊富に使えるので表現できる幅が広がります。
出張撮影のメリットは、その日その場所ならではの臨場感や躍動感を撮影してもらえることです。
四季折々の季節感を感じながら、神社内の建物や鳥居、木々などの様々な場所で背景を変えながら、移動中や談笑しているシーンなど、かしこまることなく自然な表情を撮影してもらうことができます。
また、お参りと撮影を同日に行うことができるのも、魅力のひとつです。
外での撮影となるため、天候に左右されますが神社内には軒下や雨宿りスポットがたくさんあるので、
雨の日ならではの写真も、出張撮影ならではの醍醐味ではないでしょうか。
参考：雨の日の撮影について【Office SHAGAお宮さんTokyo】ウエブページ
次回は、出張撮影のサービス内容や料金、依頼する業者選択などについて詳しくご紹介します。
